今週、
週明け早々、いっちょ前に風邪などひきました。
いや、あれは風邪だったのか、
今となっては真相は藪の中。
その日はいつもと変わらず、通勤の車内で
「美空ひばりdegarashiセレクション」を聞きながら
訪問先の会社まで熱唱。
エンドレスで熱唱。
で、
会社到着。
会社に着く頃には声が完全に西川のりおでした。
出来上がってました。
到着早々、ぶっとび。
宮沢りえ以上にぶっとび。
ジャガー先輩、くわえ煙草de仁王立ち。
じゃ: 「なに固まってんの、あたしがいちゃ悪いの?
ちょっと機器のトラブルあったから今日はあんたとあたし、二人体制でいく‥
あんた今あからさまに嫌な顔したでしょ!!」
で : 「め、め滅相もございません!!あははそんなまさか〜いや〜心強い!違うんですよ、ドアの鍵ちゃんと閉めてきたかなーなんて今不安になっちゃって‥それでつい顔が強張ったというかなんというか‥」
顔に出やすいタイプは、こういった場合窮地に立たされます。
じゃ: 「あんた実家でしょ。」
そうでした。
ひとり暮らしでもなけりゃカギっ子でもありませんでした。
気の利いた嘘さえでませんでした。
じゃ: 「ふんっ、別に一日中いるわけじゃないから安心しな。トラブル解消したら帰るから、他の仕事もあるしってあんたなんなの?その嬉しそうな顔!さっきっから喧嘩売ってんの?」
で : 「え、ち、違いますよ!(そんな自殺行為‥)ただ私は早くトラブルが解消されるといいなぁと思いましてですね、あ、ジャガーさんに早く帰ってほしいとかそういう意味では全っ然、もう全っ然なくって、えー、えへへ」
逆効果満点でした。
ジャガー、備え付けの灰皿に、煙草を親の敵の如く激しくこすりつけ、顎で、
早く会社に入れとのご指示。
で : 「はいっただいまっ!」
っかぁーーーーーー
今日こそ生きて帰れないかもしれぬ!!
午前中、一刻も早くトラブルを解消して
この怒りMAX焼け火箸にお帰り頂こうと、今までになく
額に汗して我武者羅に働きました。
そこに訪問先の部長登場。
ぶ:「おっ、degarashiくん、今日はいつになく頑張ってるなー
今日のおやつはね、な・ん・と・、とらやの羊羹なんだよ!」
部長、お願いがあります。
空気を、
空気を読んで下さい。
で: 「あ、あの仕事中ですから‥。」
ぶ: 「な〜ん、もう、休憩室の主がそんなこと言っちゃって!
それじゃ大きいとこ取っとくから。うまいぞぉ〜」
ご機嫌に去っていく部長。
は、ははは。
うん、ジャガーきっと仕事集中してるからさ、
私が普段仕事してる時間より休憩室でおば様方とスーパーのチラシ見ながらくっちゃべっていることや、
会社の人の分までおやつ食べてえへらえへらしてることなんて
まさかまさかまさか
お聞きになっていませんでしたよ、ね?
お気付きではないですよ、ね?
張りつめた空気の中、何事も無かったかのように
仕事に戻る。
うん、部長などはじめっから来なかった。
とらやの羊羹などはじめっから
あ、とらやの羊羹はあるんだった。
あーすげー楽しみー
じゃ: 「で、なに、休憩室の主って。」
あーーー、はいはいはいはい
聞こえてました、と。
そうね、部長、無駄に声でかいですもんね。
全身の毛穴、全開、プラス、脂汗。
ん?あれ、なんか気持ち悪いかも‥。
いえね、仮病じゃなくほんとに。
じゃ: 「あんたはねー社会人としての自覚がたんないのよ。
いい年こいて!
普段から真剣味がないっつーかおちゃらけて生きてるっつーか
もっと真面目に生きなさいよ!
いい年こいて!
仕事は仕事なんだからへらへらしてんじゃないよ!
まったく本当にいい年こいて!」
今、何回言った?いい年いい年って。
そんな事よりなんか込み上げてきた!
うわー出るよ出るよ〜
じゃ: 「もうほんといい加減にね〜」
で : 「は、はい、う、うぉっぶ‥」
じゃ: 「ちょっとあんたなに!?」
で : 「あ、違いますよ!!ジャガーさんが気持ち悪いとか、ジャガーさんんの顔に酔ったとかじゃなくて、なんか吐き気がしまして‥」
しまった!!
今の前置き要らなかったー
じゃ: 「‥あたしなんにも言ってないんだけど(怒)、あぁーーそう、
どうぞどうぞ、電信柱にでもトイレにでも思う存分吐いていらっしゃいな」
電信柱て。加藤茶じゃあるまいし
その後も何度となくなんとか込み上げてくるものを必死で堪えつつ、
トラブル解消に全身全霊打ち込み、
何とかジャガーから逃れる事に成功。
ジャガーの帰り際、お見送りで玄関。
またしても部長登場。
もういいから。
じゃ: 「ではトラブル解消しましたのでこれで失礼致します。」
ぶ : 「どうもお世話様でしたー。いつもdegarashiくんからお話お聞きしてたから一体どんな上司さんかと思ってたんですよー」
こらこらこらこらーぶちょーお口チャックだよー
じゃ: 「あらぁ〜一体どのようにお聞きしていらっしゃたのですか〜」
ジャガー目が笑ってない。
ぶちょー!!ストーップ・ザ・シーズン・イン・ザ・サン!(byTUBE)
ぶ : 「いや〜頼りになる上司で私の憧れなんですって、いつも聞かされているんですよ。」
言ってねー一回たりとも言ってねー
どうした部長!!
でかした部長!!
じゃ: 「え!!まぁ〜身内でそんなこと〜お恥ずかしい!」
ジャガー的にも、部長の予期せぬ発言に一瞬怯んだようでしたが、
上機嫌で帰っていきました。
ぶ: 「ごめんねー実はdegarashiくんの羊羹、うちの木村が間違えて食べちゃって。だからお詫びに。」
そういうことか!!
で: 「いいんですよ部長っ!!羊羹は買えますが命は一つですから!!それに今ちょっと吐き気してて‥」
ぶ: 「なに!どうしたの!?」
で: 「いやぁ、あの顔に酔っちゃったのかな、うへへ」
ぶ: 「あーはははまったくdegarashiくんは懲りないね〜」
そんなこんなで勤務時間も無事終了し、
晴れやかに会社をあとにしました。
吐くだけ吐いてスッキリしたせいか腹のムシが鳴き出したので
コンビニで一通り甘いものを買い込み、車へ向かうと
一人の中年男性が目の前に立ちはだかり、
「あの‥」
と、なにか言いにくそうに口ごもったので
あれ、これって巷で噂のナンパなんじゃないの!!?
いや、宗教の勧誘か。
はたまた単なる人違いか。
で: 「‥なんでしょうか?」
「パンツ見せて下さい」
変態か!!!
咄嗟に
で: 「穿いてません」
変態も一体どっちが変態か混乱したのか、
「そうですか、どうも」
と言い残して足早に立ち去っていきました。
残された私は、
この場合、どちらが変態か、しばし考えながら車に戻りました。
ドローか。
ノークリック ノーライフ。ささ、おひとつ。
ノークリック ノーライフ。ささ、おひとつ。