本日の主役は
弟でもなく
自称松嶋奈々子嬢でもなく
照男
だったようです。
今朝は岸部母、5時に起床
「ナメられてたまるか」と言わんばかりに
汗だくで大晦日さながらの大掃除をし
鼻息荒くして弟の好きな料理をこしらえ
御両人の到着を
妻の出産を待つ夫のように、そわそわと待っておりました。
そして気付いたのです。
そわそわしている場合ではないのだと。
照男。
とりあえず、朝食を召し上がっている彼に
さり気なく注意をしてみました。
で:「あのね、じいちゃん、今日お客さん来るからさ、ももひきとパンツ、絶対脱いで駄目だよ」
照:「そりゃ脱がねでば〜(脱がないさ)」
あれ、
なにその脱いだことないみたいな言い方。
奴は脱ぐ。
奴は岸部家の鶴瓶だ。
わたくしと母は確信しました。
そこで
照男には御両人が到着する前に昼食をご用意し
速やかにお昼寝タイムに突入して頂き
その隙に昼食会をおっぱじめよう!
という時間差攻撃にでることにしました。
早めのお昼に何の疑いも持たずはしゃいでいる照男に
少々罪悪感を抱きながらも
まんまと昼寝に自分の部屋へと入っていった彼の後姿を見送り
わたくしと母は思ったのです。
シメた!!!
と。
そして
予定よりだいぶ遅れて御両人到着。
弟、
張り切って彼女に一番栄えている駅前を見せようと
上機嫌で車を走らせているうちに
道に迷ったそうです。
弟よ‥。
未来のお嫁さんは
本当本当に美しかったのですが
松嶋奈々子、とは言い難く
わたくしの見たところ
若かりし日の石野真子。
程なくして、父が帰宅し
昼食会が開かれました。
父:「いやぁ突然の事で驚いたけども、うっつぐしいお嬢さんでねぇ、お母さん、ねっ?」
母:「ねぇ〜本当に〜。(ねっとり)今日、こちらにいらっしゃっていることはご両親もご存知なんですか。」
石:「はい、よしおさんにはもう家の両親にも会って頂いているので今日の事も話してあります。」
母:「えっ!!あ、ああんたもうご両親にお会いしてたの!?」
弟:「そうだよ。この前ごはんご馳走してくれるっていうからご馳走になってきたよ」
いやいやいやいや
なんか違う意味があったんじゃないかしら?
そのお食事。
石:「私ももう27でいい年ですし、いつまでもぐずぐずしていていき遅れるのは嫌なので、
よしおさんにも今年か、来年中には結婚してほしいと話しているのですが」
えっっっ!!!!27!!!
ぐずぐず!!?
いき遅れ!!?
で:「あ、あの、私も27なんですよね〜ははは」
石:「お聞きしてます。お姉さんは彼氏出来ないんですか?」
ん?出来ない?
「彼氏いないんですか?」
ではなくて?
出来ないこと、断定。
あはは見破っちゃった?
すると母
「デガラシは仕事が楽しいみたいですから、結婚はまだ当分、ねっ?でもね、する気になればもういくらでも!」
そこですかさず父
「ざ〜んねん!!いくらもおくらもいないんです!」
ここで水を打ったような静けさが訪れました。
で:「‥あ、そうそうそうそうそう!凄い痩せてますよね〜何か美容法とかやっていらっしゃるんですか?」
芸能リポーターか。
石:「いえ、食べても太らないだけなんです。」
それはそれは。
母:「なんだかごはんちゃんと食べているのか心配になっちゃうわね〜」
石:「お母様はしっかり食べていらっしゃるようですね。」
再び、静寂が訪れました。
嗚呼、
ここにさんまさんがいれば
きっと絶妙なパスを出してくれていただろうに‥
と思っていたその時
まさかの鶴瓶登場!
鶴瓶はいいって!!
しかも中途半端に出てる!!
ももひきとパンツは下がっているだけで
辛うじて脱いではいない!
まだ彼女は気付いていない!
と、とととりあえずこのお盆で!!
照:「やぁやぁどこのお嬢さんかな」
お盆で隠されながらもご機嫌で座に接近しようとする彼!
や・め・て!(愛して〜ないなら〜by辺見まり)
母が彼女の気を逸らそうと、テーブルの上にあった饅頭を掴み
「ちょっっ!!!こ、この饅頭ね!!中のあんこが特別なのよ〜」
と大声で猛烈にアピールすると
「おぉ、それはひとつ御呼ばれしようかな」
と、
照男が喰い付いてしまいました。
彼が饅頭に夢中になっている隙に
よしおが後ろからももひきとパンツを引き上げると
「あ、脱げでだが(脱げていたのか)」
と、照男。
うっかり屋さん?
彼、脱いでも凄いんです。
岸部家のチームプレーにより
どうにか事無きを得ました。
いや、もしかしたら
チラリ、くらいは見えてしまったかもしれません。
ブラリ、ぐらいは目に入ってしまったかもしれません。
ですが
彼女が帰り際に残した
「楽しかったです。この家でよしおさんとお父様、お母様と生活し、家族になりたいです」
というお言葉を
今は信じたいと思います。
照男、入っておりませんでしたが。
ノークリック ノーライフ。ささ、おひとつ。